本日午後は、東京 新宿区の耳鼻咽喉科 山西クリニックで、舌癒着症に関するミーティングに参加して参りました。

 

参加者の多くは助産師さんで、医師、歯科医師もいらっしゃいました。

 

舌癒着症は、馴染みのない病名かもしれませんが、誕生直後から母乳がうまく飲めなかったり、呼吸が苦しそうだったりと、子育ての悩みの原因にもつながるものです。更に成長に伴って様々な全身の不具合が生ずることがあり、医療的な介入を必要とすることが多いです。

 

当院で対応する場合、保護者の方に納得して頂けるような説明を心がけています。今回、新たな情報を得ることができましたので、早速今後に活かして行きたいと思います。

 

このように、多職種が連携できる場を作っていただけたことに対し、山西先生には感謝申し上げます。

☆喫煙は歯周病のリスクを高めます！

 

1日10本以上喫煙すると歯周病のリスクが5.4倍に…

 

　本日も、喫煙をされている方に、『あなたがタバコを吸っているのではなく、タバコに吸わされているだけ』という話をさせていただきました。

　この意図は、依存症という考え方をお伝えしたいということです。

 

<喫煙が口腔内に与える影響>

タバコの含まれる有害物質であるニコチンや

一酸化炭素による血流の悪化の影響で栄養が

不足がちになり歯周組織を再生する能力も低下

するため、歯周病は悪化しやすくなります。

 

タバコにはニコチンや一酸化炭素、発がん性物質など200~300の有害物質が含まれます。

 

ニコチン：血管を縮ませるため、体が酸欠、栄養不足状態になります。

体を守る免疫機能を狂わせるため、病気に対する抵抗力が低下しアレルギーがでやすくなります。更に傷を修復する組織をつくる細胞の働きを抑えてしますため治癒しにくくなってしまいます。

 

一酸化炭素：組織への酸素供給を妨げます。

 

<禁煙の効果>

禁煙することで、歯周病の危険性が低下すると研究結果が発表されました。

歯周病のかかりやすさが4割減少

 

　ぜひ、一度でも禁煙を考えたことがあるのならエース歯科にご相談ください。私たちは、禁煙のサポーターです。

 

～参考文献～

日本臨床歯周病学会https://www.jacp.net/perio/cigarette/

ご縁があり、前橋市商工会議所会報8月号に記事を掲載させていただきました。なんと、目次には群馬銀行の頭取様と同じページにエース歯科の名前が載っており、恐縮至極です。

 

内容は、オーラルフレイルに関するものです。いつもチェアサイドでお話ししていますし、このホームページでもお伝えしています。少しでも皆様の生活のヒントになれば幸いです。

本日は、上野 株式会社ヨシダの会場で、身体と口腔機能をテーマに各分野の先生から貴重なお話を伺いました。

最初にスタンフォード大学の西野先生からは、睡眠時無呼吸症に関連する最新情報を伺う事ができました。睡眠障害の全身に及ぼす影響は、想像以上に大きいです。

また、7歳以下の不正咬合は、全て生理的機能の異常に関連することを明言され、保護者に伝えるべき内容がまた増えたと感じました。

 

昼食に出されたお弁当は、鰹節メーカーのにんべん提供によるもので、栄養学の講義を聴きながら頂きました。旨味を感じるお惣菜が糖質制限の取り合わせで並び、こんな素晴らしいランチは日本でしか食べられないと、実感しました。

 

本日の内容を明日からの診療に活かせるよう、資料を作成して参ります。最近、眠りの質が落ちているかもしれないと感じた方、ご相談お待ちしております。